目の前の神代杉のプランターケース。
こちらは、鉢へのオーダーでの制作品です。
神代杉が鉢になったことで、実際に使用でき、目を惹くものになりました。

こうなる前は神代杉の板材として私の倉庫に眠っていました。
三重県の製材所さんで目に留まり、必要があったわけではなかったですが、
良いものだと感じ衝動買いしました。
武田製材所さん|果樹などの珍しい材木など豊富に取り扱いされています。
https://beaver-house.com/
そして、その前にはまた別の所有者がいたか、もしくは神代として土中に埋まっていたことになります。
神代杉の産地は鳥海山(秋田県・山形県)です。そのあたりの地域の土中にあったのかもしれません。
掘削された時期は数年前とも十数年前とも判然としませんが、
それ以前についてははっきりしています。
数千年土中に埋もれていたことを杉の灰褐色の色味が物語っています。

さらに、神代杉の木目から、そもそも埋もれ木になった数千年前のタイミングで
巨木だったと推測できます。
杢目の入り方が複雑で木口面には年輪がびっしりと走っているためです。
土中に埋もれる前にすでに樹齢を重ねた大木だったことから、
巨木をなぎ倒すような大災害だったことが推測できます。
丁寧に説明するほど、言葉遊びのようにも聞こえてきますが、概ね事実ではないかと思います。
今回ご注文くださったのは、
兵庫県西宮市にある「西宮/門戸厄神鍼灸整体院 人と木」さんです。
施術空間に置かれることを前提に、
サイズ感、重心、表情の出方を相談しながら仕上げました。
https://www.hitotoki-nishinomiya.jp
私自身も腰痛の治療で通っており、
治療が一段落したタイミングで無事に納品となりました。
この神代杉の途方もない時間の流れの一端に関われたことを嬉しく思っています。

まなこの音では、神代杉のような日本の有数の巨木を材料に、
杢(もく)と呼ばれる個性ある模様が滲む木材を素材に
「できるだけ手を加えない」ことを念頭に、自然界の形を残した実用品を
書き手の私自身が、旋盤や刃物を使い制作・販売しています。
神代のプランターケース▼
https://shop.manakonooto.com/collections/curve
銘木皿(4寸・5寸・7寸)▼
https://shop.manakonooto.com/collections/curve
一点物▼
https://shop.manakonooto.com/collections/one-off
この機をご縁に、ぜひご参照ください。
銘木のオーダーでは、
素材が辿ってきた時間や背景を踏まえたうえで、
それが使われる場所に、どう収まるかを一緒に考えながら制作しています。
《 まなこの音について 》
まなこの音では、銘木材の表現の仕方を、研究し、
個々の特徴ある木がより引き立つ方法を模索しています。
また、銘木材を使用した日常に使える「製品」の制作、販売を行なっております。
オリジナルオーダー品も制作しています。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
▶︎ gallary|これまで撮影した作品群
約10年の期間に自身で撮影してきた作品からピックアップした写真群です▼
https://manakonooto.com/gallery/
▶ ONLINE SHOP|作品一覧
思想性に共鳴してくださった作家作品や自身が制作した製品の一覧です▼
https://shop.manakonooto.com/collections/all
《 「神代ができる前」映像化 》
・youtube▼
https://www.youtube.com/watch?v=wfF2KJZGXuc
《 関連記事 》
・「神代木」に関する記事はこちら▼
https://manakonooto.com/door-to-forest/jindai/
《 初めての方へ 》
・「まなこの音」及び「製品」について▼
https://manakonooto.com/products/

