欅(ケヤキ)への加工雑感

実際に加工した樹種への雑感を書いていきます。
素材の特性を理解は、新しい使用方法、用途の発想につながります。
ここでは、実際に私自身が加工を通じて
感じ得た各樹種に対する雑感・感覚的な理解を殴り書きしています。


印象:
一旦乾燥して平面を出した板は、水などにつけても曲がりにくい印象がある。

旋盤:
しなりがあり、薄くても割れにくい印象はある。

漆の仕上がり:
・面の木地に通常の木地固め(生漆に対して9割のテレピン)をおこない、黒漆(油煙入り)を塗る。400番手で磨き、再度黒漆(油煙入り)を塗る。板の硬質さから、漆の樹液が材内に浸透しにくく、色味が黒になりにくい。色を黒にする場合は、初手から黒漆の方が適切(な可能性が高い)。

・道管に漆や砥粉が入り、拭き漆をすることで濃淡がはっきりとする。この道管を利用して、色漆もしくは錫、チタンなどを入れて仕上げる方法があるということを耳にしたことがある。

・150番手の空研ぎでも、初めの下地調整後の研ぎ跡が目立たない。

・鋸後の面と180番手で磨いた面では、サンドペーパーで磨いた面の方が漆を吸わず弾く。

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