銘木と表現の研究室 ─ 素材・加工・感性の交差点

このカテゴリでは、銘木をどのように活かすか、
その質感・色・形の引き出し方を実験的に探る取り組みを記録しています。

漆による質感変化、素材ごとの反応、技法の組み合わせ──
机上ではなく、手を動かしながら感覚と理論を往復する場です。

まなこの音の根幹を支える「発見と考察」の領域として、
新たな表現方法を育てる研究ノートです。

備忘録|日々雑記

有事の時代に、なぜ銘木は評価されるのか

戦争や世界情勢の変化によって、社会は「効率」から「備え」へと価値観が移りつつあります。昭和の銘木ブームと戦争体験世代の価値観を手がかりに、銘木が持つ「時間の価値」について考察します。
取組|制作・展開

屋久杉・無塗装酒器の試作とサンプル配布について

1|屋久杉という素材の可能性 屋久杉は、樹齢千年を超える個体も存在する特別な杉です。日本の屋久島に自生する屋久島の自然環境の中で、ゆっくりと成長します。 最大の特徴は「油分の多さ」。 一般...
備忘録|日々雑記

屋久島探訪 ver.2|2026年1月

今回、屋久島を訪れた目的は大きく三つありました。一つ目は、今後ますます希少になる木材としての屋久杉を扱う業者の方々と、人間関係を築くこと。二つ目は、屋久杉を素材として扱ってきた立場として、その元となる樹木としての屋久杉、そして世界遺産でも...
取組|研究

「屋久杉精油」の実感的効果

先日(2026年1月26日〜28日)屋久島に滞在しました。その際に、屋久杉専門店で「屋久杉精油」を購入しました。匂いは私自身ものすごく好みの香りというわけではありませんでしたが香りを嗅いだ数秒後に、頭が「ばーっと抜ける」抜ける感覚がありま...
取組|制作・展開

丸玉制作の研究

丸玉制作の研究開始|2026年1月 2025年末に、屋久杉のブレス玉の製作のご依頼をいただきました。その際に、屋久杉の泡瘤の端材から直径20mmの丸玉を製作しました。その際には、木工旋盤と手持ちの刃物でなんとか製作ができましたが、一...
取組|研究

研究課題:木材の脱色─屋久杉を脱色する方法|脱色

木材脱色剤 木材加工の世界には、まだまだ知られていない技術や工夫がたくさんあります。その中で、「木材脱色剤」という製品が存在することを最近耳にしました。日頃、拭き漆の技法を用いる中で、新しい表現を模索している私にとって、この情報は非...
取組|研究

研究課題:錆びた質感の漆表現─透過|漆

はじめに─なぜこの研究をするのか 現代の暮らしにおいて、私たちの周囲は情報と色彩にあふれ、あらゆるモノが「強く語りすぎる」傾向にあります。銘木も例外ではありません。美しい木目や複雑な杢模様は、それ自体が力強く魅力的ですが、同時に「視...
取組|研究

研究課題:旋盤を使った柔らかい木への表面切削|旋盤

屋久杉という木材のお皿を、木工旋盤で製作している。現状の方法では、木地表面がわずかにかけてしまう。木自体が柔らかいため、研いだ刃物でも、とんでしまう。できるだけサンドペーパーで仕上げず、刃物で仕上げたい。どのような方法で、きれいに仕上げる...
取組|研究

もう一つの造形の道。

1年ほど前、「素材感の強い銘木を、まったく違う視点から捉えてみたい」と思い立ち、バンブーラボの3Dプリンタを導入することを決めました。 加工のプロセスをすべて手作業で行ってきた自分にとって、デジタルの設計と造形というのは、まるで異な...
取組|研究

研究課題:錆びた質感の漆表現ー漆膜|漆

錆びた風合い、陶器のような質感 ずっと「あのような質感」を再現したいと思っていました。錆びついた鉄のような独特の風合い。あるいは焼き物のような、ほっこりとした土っぽさ。木地の上にどうやってあれほど魅力的なテクスチャーを生み出すのか、...
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